昨今の世界情勢の影響を受け燃料価格が高騰しています。
この先も不安定な状況が予測されている為、より節約を意識しなければなりません。
まずは、毎月の電気代を計算して普段の生活から見直していきましょう!
二人暮らしの生活では、互いに気づける事がメリットでもあります。
パートナーとの過ごし方を見直して節約へと繋げていきましょう。
二人暮らしの電気代の平均は?
生活する上では、必要不可欠な電気です。
二人暮らしの生活では、平均として1ヶ月一体どれくらいかかっているものなのでしょうか?
二人暮らしの1ヶ月の電気代は、平均9,183円になります。
しかし、住んでいる場所や季節ごとに電気代も変わってきます。
季節ごとの電気代は?
季節ごとの電気代平均は以下になります。
シーズン別 | 平均の電気代(1ヶ月) |
1月~3月 | 11,491円 |
4月~6月 | 8,484円 |
7月~9月 | 8,288円 |
10月~12月 | 8,470円 |
(出典・政府統計窓口 家計調査2021年度)
平均として、冬場の電気代が高い傾向にあります。
冬の季節の暖をとる工夫が必要ですね。
エアコンなどは夏と冬に使用する事が増えますので、日頃から上手に使う事で節約へと繋がります。
次の記事は、二人暮らしの光熱費のいくらなのか?こまかく紹介しています!
家電製品の電気代節約ポイント
二人暮らしの生活では、家電製品の使い方を工夫する事で節約が期待できます。
今までしていた事が電気代の負担になっていたり、意外と気づかなかった節約術があるものです。
次は、お家にある家電製品の節約ポイントを紹介していきます!
エアコンの使い方
エアコンは1年間の中で、夏と冬に稼働する時間が増えます。
この時期の電気代を少しでも抑える為、一度日頃から使っているエアコンの見直しをはじめていきましょう!
上手に使ってエアコンマスターになろう!
設定温度
エアコンを使用する時は、設定温度に気をつけましょう。
エアコンの設定温度を1℃変更すると、電気代のコストは約7%~10%変わると言われています。
冬場の暖房設定を2℃下げる事で約7%の節電効果があります。
また、夏場は冷房設定を1℃上げる事で約10%の節電効果があります。
一般的に節約においてエアコンの設定温度は、冷房時は28℃と暖房時は20℃が目安とされています。
外気6℃(9時間使用)21℃から20℃にする事で、月間節電電力は約274円節約になります。
自動運転を活用
エアコン使い始める時は、自動運転を活用するようにしましょう!
室内の温度に対し、適温の設定へ近づけてくれます。
弱運転などでは、設定温度まで到達するのに時間がかかってしまい、無駄な電気代がかかります。
一気に設定温度まで稼働する事で、室内の温度を安定させ無駄な電力消費を抑える事に繋がります。
フィルターの手入れ
エアコンを使っていると、フィルターにほこりなどが付着し汚れが溜まってくるものです!
フィルターのつまりにより、消費電力が余計にかかってしまいます。
フィルターの掃除は2週間に1回を目途に行いましょう。
月間節電電力は約164円になるとの事です!
日差しをカット
夏場、室内の温度上昇を抑える為には外の日差しをカットしましょう。
すだれやカーテンを活用する事で室内の温度上昇を抑える事が可能です。
日差しを和らげる効果としては約4.3%の節電が期待できます。
また、冬場でも断熱カーテンを活用する事で室内の温度低下を抑えてくれます。
カーテンなどを使用できない水回りの窓には、断熱シートなどを活用しましょう!
サーキュレーター
サーキュレーターの使用は、夏も冬にも活用できます!
お部屋全体の空気を循環させてくれます。
暖かい空気は上に集まりますので、冬場はサーキュレーターの向きを上向きにする事でお部屋全体を暖めてくれます。
換気をする
夏場、お部屋にこもった熱気は一旦窓を開けて熱を逃がすようにしましょう!
それだけで室内の温度が下がる事になります。
またウイルス感染症対策としては、冬場も定期的に換気をする事が望ましいでしょう。
室外機のまわり
室外機のまわりには物を置かないようにしましょう。
室外機は、外と中の熱を交換する役目があります。
室外機の空気の流れを悪くすると、十分に機能が発揮できません。
また室外機への直射日光は、室外機自体の温度上昇に繋がりますので、日陰に置いたりと日差しを防ぐように工夫しましょう。
冷蔵庫の使い方
冷蔵庫は一年中使うものになりますので、普段から使い方を見直す事で大きな節約に繋がります!
ついついしてしまいがちな事などを工夫する事で、電気代を抑える事が可能になってきます。
次は、冷蔵庫の上手な使い方を紹介していきます!
扉の開閉と時間
扉の開閉が多いと、冷蔵庫内の冷気が外に逃げてしまい電力消費が増えてしまいます。
また、開けている時間にも気をつけましょう!
開けてから食材などを探してしまわないように、事前に食材などの配置を決める事で必要最小限に留められます。
食材のつめすぎ
冷蔵庫内に食材などを詰めすぎてしまうと、空気の循環が悪くなり無駄な電気代がかかってしまいます。
冷蔵庫内全体を一定に冷やす為にも、整頓する事が良いでしょう!
また、整頓する事で同じ食材などを購入する事を防げます。
奥底に置いてある賞味期限切れなど物を無くす事に繋がります。
冷凍庫内は物を詰める方が、密着して物同士が互いに冷やし合いますので効率が上がります!
温度設定
季節により室内の温度は変わってきます。
冷蔵庫には温度設定機能が設けられていますので、気温の変化により変える事が良いでしょう!
夏場は気温が高いため「中から強」、冬場は気温が下がるため「弱」にする事で電気代節約に繋がります!
例として気温22℃の時に「強」から「中」にする事で月間節電電力は約159円節約に繋がります!
冷ましてから保存
作った料理など、熱い状態で冷蔵庫に入れてしまうと一気に温度が上昇してしまい電力消費に繋がります。
また、熱い状態で保存すると他の食材などに影響し傷む原因に繋がります!
作った料理は冷ましてから保存するようにしましょう!
すき間をあける
冷蔵庫と壁との間にすき間を空けるだけで節電に繋がります。
冷蔵庫からの放熱を良くする事で無駄な電力消費を防げます。
壁からすき間を空けたり、冷蔵庫の上に物を置かないように配置を見直しましょう。
すき間ありとなしでは、月間節電効果は約116円になります!
洗濯機の使い方
洗濯機は一年中使うものなります。
1回の節約が小さくても年間で見ると大きな差になってくるものです。
次は洗濯機の上手な使い方を紹介していきます!
まとめ洗い
洗濯物はまとめ洗いをする事で電気代と水道代の節約に繋がります!
まとめ洗いは3日1回が目安です。
注意点しては、汚れが大きいものは先に洗うようにしましょう。また、使用した衣類などを数日間まとめて置いておくので、菌が繁殖しないように通気性の良いランドリーボックスに溜めていくようにしましょう!
洗濯物は8割にする
洗濯物は、容量に対して8割に留めるように意識しましょう!
洗濯物をたくさん入れてしまうと、洗濯機がうまく機能せず、汚れが落ちなかったり最悪故障の原因に繋がります!
乾燥機は控える
洗い終えた洗濯物は乾燥機能を使わず、外に干すようにしましょう!
今では部屋干しをする方が多くなってきていますが、節約においては外で日光に当てて乾かす事が良いでしょう。
洗剤の量
洗剤の量にも気をつけなければなりません!
洗剤の量が多いからと言って汚れが良く落ちるものではありません。
かえって洗剤を落とす為にすすぎ時間が長くなり電気代・水道代がかかってしまいます。
洗剤を多く使わず、洗剤の量を適量に使う事で洗剤自体の消費も抑えられます。
温水洗浄暖房便座
トイレは毎日使用するものです。
二人暮らしの生活では使用頻度は2倍近くになります。
次は、温水洗浄暖房便座の節約ポイントを紹介していきます!
フタをしめる
便座のフタを開けっぱなしにしていると便座自体が冷えてしまいます!
フタを閉める事で熱を逃がさず節電に繋がります。
フタを閉めた場合と開けっぱなしの場合(貯湯式)とでは1ヶ月で約196円の節約に繋がります!
便座設定温度を下げる
便座の温度が高いとその分電気代が高くなります!
しかし、冬場は便座が温まってないと冷たさが身に染みるものですよね?
便座の温度を下げる事で節約になります。
また、夜間や家に誰もいない時は電源を切る事で節約に繋がります!
設定温度を一段階下げた(中から弱の場合(貯湯式・冷房期間OFF)1ヶ月で約97円の節約になります!
洗浄水の温度を下げる
普段使っている洗浄水の温度を下げるだけでも節約に繋がります!
※例としては、暖房期間:周囲温度11℃、中間期:周囲温度18℃、冷房期間:周囲温度26℃貯湯式の場合。
温度設定を一段階下げた場合(中から弱)1ヶ月約35円の節約になります!
上の3項目だけで1ヶ月で約300円以上の節約になります。
1年では4,000円近くにもなる事から、トイレの使用時は意識して節約に繋げていきましょう!
テレビの使い方
普段使っているテレビも使い方を工夫するだけで節約に繋がります!
ニュースや番組だけではなく、今では映画鑑賞や動画視聴などを見る方が多くなっています。
普段使いが多い分、節約が期待できます!
明るさ、省エネモード
テレビを見る時も画面の明るさを変える事で節電に繋がります!
ほとんどのテレビには、省エネモードが搭載されていますので有効活用しましょう!
32型テレビでは、液晶の明るさを強から中にするだけで1年間で約700円の節約になると言われています!
タイマー設定
テレビはこまめに消す事で節電に繋がります。
フロント電源からではなくコンセントから抜くことで待機電力を抑える事が可能です。
また、寝落ちしてしまってつけっぱなしにならないよう、タイマー設定をする事が望ましいです!
省エネ家電に買い替え
今では、省エネの家電が毎年販売されています!
7~10年と使用している家電製品は、買い替えるだけで電気代の節約が期待できます!
初期費用はかかりますが長期的にみると結果、毎月の電気代を抑える事に繋がります!
契約内容の見直しで電気代を節約
電気代の高騰により、今まで以上に節約を強いられる現在ですが電力会社の見直しや新電力への切り替えで電気代節約に繋がるケースがあります!
電力会社の見直しをしてみましょう!
新電力会社へ切り替え
2016年に電気の自由化が始まり、個人で自由に選べれるようになりました!
大手電力会社よりも料金が安いケース多いです!
電気・ガスのセット割りや電気・インターネットのセット割りなどさまざまなプランが用意されていますので、各社比較してご自身にあったプランへ変更する事がオススメです!
電気料金プランの見直し
入居したから、電気料金プランをそのままずっと契約している方も多いのではないでしょうか?
電気料金プランを見直すだけで、今より電気代を抑えれるケースがあります!
二人のライフスタイルに合ったプラン変更をしましょう。
電気とガスのセット割りなど各社サービスが豊富なので一度検討してみましょう!
こまかな電気代の見直し
次は日常生活において、こまかな電気代節約ポイントを紹介していきます!
節電も長期的に実行する事で結果に繋がります!ぜひ取り入れていきましょう!
節電タップの活用
テレビなどはプラグから抜くことで節電に繋がりますが、毎回コンセントから抜くのも手間に感じてしまいます。
スイッチのオン・オフの切り替えができる節電タップを活用しましょう!
家電製品が多いとその分待機電力が増えますので、こまめにオン・オフする事で節約が期待できます!
なるべく二人でいよう
二人暮らしの生活では、個々で部屋にいるとその分電気代が2倍近くになります!
プライベートの確保もありますが、なるべく二人一緒の部屋で過ごすことが電気代節約に繋がります!
また、使っていない部屋の照明は消すなど、つけっぱなしにならないようチェックしましょう!
LED電球へ交換
ご自宅の照明を、白熱電球からLED電球に変えるだけで節約が期待できます!
長期的に使用でき、また人感センサー搭載の物でしたら電気の消し忘れを防げます!
LED電球に変えるだけで、年間約3,000円の節約に繋がるみたいです!
炊いたお米は冷凍保存
料理した後の、炊いたお米を保温していると電気代がかかってしまいます!
炊いたお米は、小分けにして冷凍保存するようにしましょう!
次に料理する時も、レンチンでサッと用意できますので時短になります!
熱い状態のお米を保存すると冷凍庫の電力消費が高くなりますので冷ましてから保存するようにしましょう!
二人暮らしでストレスが無いように
節約生活の二人暮らしの中で、やはり大切なのは「思いやり」です!
節約をしても相手ばかりに負担がかかっていたり、協力的ではなかったらケンカの原因にも繋がります!
強制的な節約ではストレスになってきます!
互いに節約ポイントを一つずつ話し合いながら取り組んでいきましょう!
褒めたりありがとうなどの感謝の気持ちを素直に伝える事がとても大切です!
いつも、ありがとう!(素直に気持ちを伝えよう!)
まとめ
今回は、二人暮らしの電気代節約ポイントを紹介してきました!
一人暮らしの時と違い互いに気づける事が多いものです!
パートナーとより良い生活を送る為にも、ストレスを抱えず節約術を取り入れていきましょう!それでは。