二人暮らしの生活では、一人暮らしの時と違い光熱費は変わってくるものです。
しかし、単純に2倍になるという事でもありません。
今回は、二人暮らしの光熱費の紹介と各項目の節約ポイントを解説していきます。
二人暮らしの楽しい生活をはじめよう!
二人暮らしの光熱費はどれくらい?
では、二人暮らしの1ヶ月間の光熱費はいったいどれくらいかかっているものなのでしょうか?
一人暮らしの1ヶ月の平均と一緒に見比べてみましょう。
季節により光熱費は変動しますが、各項目を見直す事で光熱費を抑えていきましょう。
各項目 | 一人暮らしの各支出の平均 | 二人暮らしの各支出の平均 |
電気代 | 5,320円 | 9,320円 |
ガス代 | 3,002円 | 4,330円 |
水道代 | 2,050円 | 4,039円 |
計 | 10,372円 | 17,689円 |
※各光熱費平均を記載
電気代
電気代は、過ごす二人の生活時間が違うと高くなる傾向にあります。
また、一人暮らしの時と違い部屋の数が増える事で電気代が上がりやすくなります。
しかし、生活をしている上で家電の数や使用頻度がすべて2倍になるいう事でもありません。
二人暮らしの生活では、互いの生活リズムを合わせる事が節約のカギとなります。
ガス代
二人暮らしのガス代は、一人暮らしの時と比べ少し上がるくらいでほとんど大差はない傾向にあります。
自炊している方は料理は二人分で作りますし、二人で済む内容が多ければその分ガス代の使用頻度が抑えられます。
しかし、お風呂の追い炊きやシャワーの使用時間などでガス代がかさみますので注意が必要です。
水道代
水道代は、ほとんどの場合金額が上がってしまう傾向にあります。
料理後のお皿・グラスの洗う量やトイレの使用が、一人暮らしの時と比べ多くなってしまうからです。
しかし、普段の使い方を見直す事で節水が可能です。
二人暮らしの光熱費 節約ポイント
次は、毎月かかってくる光熱費や二人暮らしの生活の節約ポイントを紹介していきます!
一度、各項目を見直していきましょう!
電気代 節約ポイント6選
電気代は光熱費の中でも、一番負担が大きいものになりますので、普段の生活を見直して節約に繋げていきましょう!
電気代節約ポイント6選を紹介していきます!
こまめに電気を消す
使用していない部屋などの電気はこまめに消すようにしましょう。
ついつい、つけっぱなしになっている事が多いので普段から気を付けるだけで節約になります。
日頃から意識する!
コンセントから抜く
テレビなど見ていない時は、テレビのフロントの電源をOFFするのではなく、コンセントから抜くようにしましょう。
それだけで待機電力の消費を抑えられます。
注意点としては、通信機器など定期的に更新するものは、コンセントから抜いていいか確認が必要です。
LED照明への変更
現在、電気代が上がっていますのでより細かな節約が大切です。
普段使っている電球も、白熱電球からLED電球に変える事で電気代を抑える事が可能です。
また、LED電球は白熱電球と比べ寿命が長く買い替え分のコストも抑えられます。
人感センサー搭載のものですと使用時のみ点灯しますので、消し忘れや使用時間の電気代もカットできます。
LED電球への交換により、年間約3,000円の電気代節約が期待できます。
お米の保温はNG
炊いたお米を、そのまま炊飯器で保温し続けてしまうと電気代がかさんでしまいます!
余ったお米は、一人分に小分けしてラップし冷凍保存するようにしましょう。
二人暮らしの生活でも、一人で居る時間にサッと冷凍保存したご飯をレンチンして使用できますので普段使いしやすいです。
省エネ家電へ買い替え
家電製品は、年々進化を遂げており一昔前と比べ電力を抑える製品が増えてきています!
使用している家電が5年~10年と使用している物は、買い替えるだけで電気代を抑える事が可能です。
また、エアコンや洗濯機など普段使いが多い家電はより大きな節約に繋がります。
エアコンの使い方
エアコンも上手に使う事で節約が期待できます。
夏場にはお部屋を冷やし冬場は温めてくれるエアコンはどうしても必要になってくるものです。
エアコンの使用時のポイントを紹介しています!
ガス代 節約ポイント6選
ガス代も使用方法や電気との併用によって、ガス代を抑える事が可能です!
次は、ガス代の節約ポイント6選を紹介していきます!
シャワーの時間を1分短くする
お風呂でシャワーを使用している時は、こまめに止めるようにしましょう。
シャワーには水道代とガス代がかかっています。
シャワーの使用時間を1分間節約するだけで、約5円の差があると言われています。
お風呂設定温度
お風呂を焚く時の、設定温度下げる事で節約に繋がります。
給湯器の負担が軽減できコストダウンに繋がります。
一般的に平均の設定温度は42℃ですが、38~40℃のする事でガス代を抑える事が可能です。
追い炊きはしない
お風呂の追い炊きはNGです!
二人暮らしの場合、生活の時間がバラバラだと気を付けるポイントです。
お風呂を沸かしたら二人続けて入る事が望ましいです。
また、すぐに入れない時は浴槽に保温シートなどを活用して、温度が少しでも下がらないよう工夫しましょう。
一日一回の追い炊きを減らす事で、年間約6,000円の節約に!
下ごしらえは電子レンジ
食材などの下ごしらえは、ガスで調理するより電子レンジを活用する事で節約になります!
熱が早く通りやすい為、調理時間も短縮できオススメです。
カレーやシチューなどを作るときは、最初に食材をレンチンする事で時短と節約に繋がります。
ガスコンロの強火は控える
ガスコンロの使用時も、何気なく強火にして調理してしまうとフライパンや鍋から逃げた火が無駄になってしまいます。
調理工程により強火の使用をする事がありますが、基本中火程度に留めて置く事が望ましいです。
電気代とのセット割り
ガス代は、電気とのセット割りをする事で料金が今より下がるケースがあります。
電力の自由化が始まり電力会社によって、動画視聴のサブスクが1年間無料になったり、時間帯により電気代の割引など、さまざまなプランが用意されています。
一度、ご自身にあったプラン変更を検討してみましょう。
水道代 節約ポイント5選
二人暮らしの生活ではパートナーとの水道の使い方も違ってきます。
しかし、相手がいるからこそ気づける事や改善できる場面が出てきます。
次は、水道代の節約ポイント5選を紹介していきます!
お皿洗いは桶に溜める
料理が終わった後などのお皿洗いは、桶にお水を溜めて汚れを落とす事で水道代の節約になります。
また、食事が終わったらすぐにお水が入った桶に入れる事で汚れが落ちやすくなります。
+αとしては、お湯の方がさらに汚れ落としに効果的です。
トイレの大と小
普段何気なく、流す際に大を使用している方は使い分けるようにしましょう!
一般的に大の1回の使用時の水道代は約2円、小は約1.5円と言われています。
金額だけで見るとそれほど違いが無いと感じますが、二人暮らしの場合では二人分になりますので、使い分ける事でより節水に繋がります。
また、トイレの使用時は1回で流すようにしましょう。
音などが気になる時は、水音などが鳴るグッズを活用しましょう。
お水のだしっぱなし
お水の出しっぱなしは当然ですが水道代がかさみます。
お皿洗いの時の流しっぱなしや、歯磨きの時の流しっぱなしなど、こまめに止めるようにしましょう。
二人暮らしの生活では、パートナーの日常の水の使い方も気にしてあげるのもいいでしょう。
洗濯時は残り湯を活用
お風呂の残り湯は、洗濯時に活用する事で水道代が節約できます!
ちょっとした汚れや大きな汚れも、先にサッと残り湯で簡単に落としてから本格的に洗うのも良いでしょう。
注意点としては、先にお風呂の中に髪の毛やゴミなど無いか目に見えるものは取り除きましょう。
また、洗濯は「洗い」までにしておき「すすぎ」には使用しないようにしましょう。
節水シャワーヘッドを活用
シャワーの使用時も、節水シャワーヘッドに変えるだけで節約に繋がります。
ヘッドをくるくるっとまわすだけですので、簡単に付け替えられます。
いろんなメーカーの商品がありますが、節水効果は平均として60%以上の効果が期待できます。
二人暮らしの生活ではより大きな節水が期待出来るでしょう。
また、お肌や髪を保温してくれるので美容効果も期待できオススメです!
生活費の見直し
次は、光熱費以外の二人暮らしの生活を見直していきましょう!
二人分の生活費ですのでより大きな節約効果が見込めます。
食費代
食費代は外食が多いとかさみますので、自炊を取り入れるようにしましょう。
コンビニなどでの購入は割高になりますので、スーパーなどの購入がオススメです。
また、二人暮らしの生活ではまとめ買いをする事が節約に繋がります。
食材などのまとめ買いした時は、冷凍保存すれば長持ちしますのでうまく活用しましょう。
二人で協力しあいながら料理をしてみよう!
通信費
固定回線やスマートフォンの料金プランを見直しする事は節約が期待できます。
スマートフォンは今では、格安スマホやキャリアのセカンドプランに変える事で、月額料金を下げれるケースがあります。
固定回線とスマートフォンを同じキャリア先に合わしたり、お二人のスマートフォンもキャリアを合わせる事でコラボや限定割引プランが適用できるようになります。
また、他社乗り換えも大きなサービスを提供していますので一度検討してみましょう。
サブスクの見直し
サブスクは、月額料金が安く簡単に登録できとても人気です!
しかし、ついつい複数登録してしまったり登録しているサブスクを忘れてしまっているケースがあります。
あまり使ってない月でも月額料金が発生してしまいますので、サブスクの見直しや利用頻度が少なければ解約する事も検討しましょう。
家賃
生活費の中で、家賃は割合を大きく占めます。
一般的に家賃の相場は収入に対し約30%が目安と言われています。
二人暮らしでは、二人の手取り収入の合計で決めても良いでしょう。
住居を決める時も、家賃代だけで決めると住み始めてからいろいろ問題点が出てきます。
二人暮らしの生活では、二人のライフスタイルを基準に決めるようにしましょう。
趣味、娯楽は適度に
趣味や娯楽に使う費用は、毎月の使う予算を決めるようにしましょう。
のめり込んでしまうと、ついつい使ってしまう事に繋がりかねません。
二人暮らしの生活では、互いに管理し合う事が費用を抑える事に繋がります。
円満な二人暮らしをする為に
ここからは、円満な二人暮らしの生活を続けるために、よくある事や二人暮らしの気をつけるポイントなど紹介していきます!
相手を知る事が大切です!
よくあるケンカ
二人暮らしの生活がスタートして、よくケンカに繋がってしまうケースを紹介してきます。
同棲前では、デートの時しか相手の事を見れてませんが、二人で暮らすことにより相手の素の部分が見えてきます。
今まで、相手の気づかなかった事や嫌な部分が見えてケンカに繋がります。
部屋が汚い
一人暮らしの生活と違ってパートナーがいる事で、生活環境が変わってきます。
相手が散らかした部屋はついイラッとしてしまいます。
当たり前ですが、自分で散らかしたところは自分で片付けましょう。
部屋を綺麗な状態にしとくだけでも気持ちが良くなるものです。
汚さないようにする意識がついてくるものです。
家事が不公平
家事が相手ばかりに負担がかかっていると、ストレスがたまりケンカの原因になります。
まずは家事の分担をしていきましょう。
二人の仕事の時間帯などで家事のする時間が変わってきます。
二人でよく話あって決める事が良いでしょう。
一つの家事でも内容が多い家事は、協力して行うのも良いでしょう。
洗濯では、洗濯・干す・取り込む・たたむまでの家事の内容が多いので、取り込むまでは片方がしたら、たたむのはもう片方にするなど、負担を分散する事が二人の為に良いでしょう!
生活費の配分
毎月の生活費が片方に負担が多いと不満が出てきます。
お金はシビアなので、うまくいかない時はケンカの原因になります。
互いの収入に応じて決める事が望ましいです。
今後の二人の生活の為にも、お金に関してはより話し合うことが大切です。
生活のリズム
二人で過ごしているからには、当然生活リズムの違いが出来てきます。
仕事の時間帯や、残業で遅くなってしまったり、就寝時間のズレなどストレスを感じてしまうものです。
ストレスが溜まればちょっとした事でケンカに繋がってしまいます。
日頃から互いにストレスを抱えないよう改善が必要となります。
二人の良い生活を送る為に
二人暮らしの生活では楽しい事ばかりではありません。
互いに本気だからこそ、時にはケンカになったりするものです。
しかし、これは相手を思うからこその行動であり、互いに直していけば二人の関係性はより深くなります。
相手を大切にする為にも、そもそもケンカの火種を一つでも作らないようにする事が、これからのお二人の長い生活を送る秘訣です。
こまめなコミュニケーション
コミュニケーションをまめにとる事はとても大切です。
二人暮らしの生活が長くなるにつれて、同じ生活環境が続きマンネリ化になってしまいます。
今までしていた挨拶やちょっとした言葉をかける事が少なくなってしまう前に、互いに適度にコミュニケーションを取りましょう。
例えば、冷蔵庫や玄関など良く目につく所にホワイトボードを活用して、些細な事でも互いに書くことによってコミュニケーションを取るのに効果的です。
普段の態度が変わってくると相手もあなたと長く過ごしている分、何か冷たくなった等と敏感になるものです。
逆に普段の生活で自身から発信する事で、相手の反応も変わってきます。
大事なのは、自身から率先して行動を起こす事です!
プライベートの確保
一人暮らしと違い相手と過ごすと、プライベートの時間は少なくなるものです。
見たいテレビが違ったり、思い通りにいかない事も出てきます。
互いにストレスを溜めない為にも、パートナーの自由な時間を作ってあげるのが良いでしょう。
今日は、僕が家事をするからゆっくりしてねと、相手に気をかけてあげる事が大切です。
生活費をきっちりする
二人暮らしの生活では生活費をきっちり管理する事が大切です。
相手の負担が多いと不満に繋がってしまいます。
結婚を見据えて過ごすのであれば、互いの金銭感覚を違いは双方が納得するまで話し合いをしても良いです。
お金=心の余裕です。
シビアな問題こそ逃げずに話し合いをしましょう。
嫌な時こそとことん話し合う
今まで違う場所で過ごしてきた二人ですので、当然過ごし方や節約の意識が違うのは当たり前です。
電気のつけっぱなしやパートナーの嫌なところが見えてくるものです。
しかし、相手に強要せず互いに話し合いを設ける事が大切です。
我慢も限界にくればケンカに繋がります。
二人でより良い生活を送る為にも、相手に伝える事が仲良く生活ができる秘訣です。
起きた問題はその時に解決するルールを作る!
思いやりが一番
やはり二人暮らしの中で一番大切なのは「思いやり」です。
一度始まった生活では、互いにする事が固定化されてしまい相手がするのが当然だと、感謝の気持ちが薄れていくものです。
そんな時は、一度考えを改めて「いつもありがとう」と気持ちを伝えましょう。
思いやりの心を持てば、この先の二人に訪れる困難も乗り越えていけるでしょう!
まとめ
今回は、二人暮らしの生活を送る上での節約ポイントを紹介してきました。
互いに節約をはじめる為にも、相手への理解をする事が大切です。
何事もケンカや問題が起きた、その後が大切です!
話し合い、相手を尊重し合い愛するパートナーと人生を過ごしていきましょう。