一人暮らしの生活をしている中で、どの分野が節約できるのか?また、始めやすいのか?
ズバリ節約は固定費からです!
食費や交際費などから節約を始めると、やはりストレスがたまり失敗しやすい。
また、収入を増やす事と支出を抑える事では、支出を抑える事から始める事で結果が早く出ます。
今回は、一人暮らしでのエアコンの節約術に注目します!
普段、何気なく使っているエアコンには、電気代を抑えるポイントがたくさんあります!
また、エアコン以外の家電製品や日常生活からの節約ポイントを解説していますので、ぜひ最後まで読んで下さいね!
では、まずは一人暮らしの電気代料金から見ていきましょう!
節約の第1段階は固定費からスタート!
一人暮らしの1ヶ月の電気代は?
一人暮らしでの1ヶ月の平均の電気代は、約5,490円と言われています。
エアコンや暖房器具の使用が多い、夏や冬は特に電気代が高くなります。
この季節の家電製品の使用頻度が高い時こそ、節約がより結果に繋がってきます。
下記がシーズン別で分けた表になります。
1~3ヶ月 | 約6,641円 |
4~6ヶ月 | 約4,989円 |
7~9ヶ月 | 約5,131円 |
10~12ヶ月 | 約5,199円 |
1ヶ月平均 | 約5,490円 |
電気代は、特に1月~3月が高い傾向にあります。
夏より冬の方が高いのは、エアコン以外でもお湯を沸かす頻度や加湿器の使用などが挙げられます。
「関連記事」一人暮らしの光熱費はいくら?簡単節約術を紹介!
エアコンの簡単節約術9選
夏と冬では、エアコンの使用が特に多くなってきますね!
そもそも、エアコンの使用が少なければ電気代は抑えられますが、節電の為にあまり無理をしすぎるのも良くはありません!
エアコンの代わりに、扇風機やこたつを活用するのも一つの手です!
エアコンの消費電力は、扇風機の約10倍と言われているって!
エアコンを使わない事よりも、使い方を工夫すれば電気代を抑えられながら快適に過ごす事も出来ます!
では、エアコンの簡単節約術9選を紹介していきます!
エアコンの使い方をマスターしよう!
こまめな入り切りとつけっぱなしの使い分け
エアコンの入り切りは、起動時の電力が大きいため電力消費があがります。
日中の外出が30分程度なら、つけっぱなしの方がお得と言われています。
また、夜間は気温の変動も少ない為こまめに停止させて調整する事が望ましいです。
また、就寝時などつけっぱなしにならないようにタイマー設定を活用しましょう!
日中は35分までの外出で、夜は18分までの外出ならつけっぱなしの方がお得です!
自動運転にする
運転は、自動運転にする事で設定温度まで一気に稼働します。
その反面、弱運転では設定温度まで時間がかかりますので、電力消費時間が長くなり電気代が高くなります!
電気代を気にして、弱や微風運転を選んでたのは逆にダメだったのか!
結果、自動運転の方が室内を効率的に設定温度を維持できます!
サーキュレーターの活用
サーキュレーターの活用により、部屋の空気を循環させましょう!
お部屋の温度のムラを防ぐ事に繋がります!
また、設定温度まではやく調整できる事から、電力の消費が抑えられ節電効果が期待できます!
代替え機としては、扇風機や空気清浄機も活用可能です!
自身へ直接、風を送る事で涼しさを感じれます!
温度設定の変更
温度設定を適温にする事で節電効果が期待できます!
夏は冷房の設定設定を1度あげる事で約10%の節電効果があります!
冬は暖房の設定温度を2度下げる事で約7%の節電効果があります!
設定温度の目安は、暖房時は20℃・冷房時は28℃が良いとされています。
フィルターの掃除
フィルターにほこりがたまってしまうと、エアコン自体の性能が落ちてしまいます!
また、電力の消費も多くなりますので適度に掃除をしましょう!
フィルターの掃除は2週間に一回が望ましいです。
節電効果は約2.1%と言われています。
フィルターの掃除により、1ヶ月約80円で年間約960円お得になる!
換気をする
夏場は外から帰ってきた時には、一度窓を全て開けて室内のこもった熱を逃しましょう!
それだけで室温が下がり、エアコンの消費電力を抑えられます!
また、換気をする事によりお部屋の空気をキレイにするのでウイルス感染の予防にもなります。
日差しをカット
窓にすだれやカーテンなどで、夏の日差しをカットする事も室内の温度上昇を抑えられ有効です!
遮熱シートを窓に貼って活用してもいいよ!
日差しを和らげる効果で、活用する事で約4.3%の節電効果が期待できます!
冬は、厚手のカーテンを活用すれば外からの冷気や室内の暖まった空気が逃げずに効果的です!
電源プラグを抜く
リモコンで電源を切るだけではなく、春や秋などの長期的に使用がない時期はプラグを抜きましょう!
待機電力分がカットされ節電に繋がります。
しかし長期的に電源を落としている場合でも、たまに電源を入れるようにしましょう!
急な電源を入れてエアコンを稼働させると故障の原因にも繋がりますので、夏や冬の季節が近づいてきたら徐々にスタンバイするようにしましょう!
室外機のまわり
室外機のまわりに物などを置いていると、空気の流れが悪くなりエアコンの効率を下げてしまいます!
室外機のまわりには空気を遮断するような物は置かないようにしましょう!
また、室外機本体の掃除も行いましょう!
ゴミなどが入っていると効率的な運転が出来なくなり、また故障の原因にも繋がります!
夏場は、室外機への直射日光を防ぐようにもしましょう!
室外機内の温度上昇により、上手く熱交換が出来なくなります。
「関連記事」一人暮らしの究極節約術を紹介していきます!
その他の電気代節約ポイント
次は、エアコン以外の家電製品の節約ポイントを紹介していきます!
まだまだ、見落としている事や気づかない内にしてしまっている事など細かな部分まで解説していきます!
夏や冬に限らず、普段の生活から出来る事なのでぜひ取り入れていきましょう!
家電の簡単節約ポイントを紹介します!
冷蔵庫の節約ポイント
冷蔵庫も1年を通して節電できるポイントがたくさんあります!
毎日、使うものになりますので長期的に取り組めば大きな節約が期待できます!
冷蔵庫の節約ポイント5選を紹介!
扉の開閉と時間を減らす
扉の開閉の回数が多いのと開けている時間が長いと、冷蔵庫内の温度が上昇してしまい消費電力が上がってしまいます!
冷蔵庫内の食材の配置を決めたり、よく使うものなどはすぐに取り出せるところや、手前に置いて工夫していきましょう。
閉める時は、食材などの挟み込みにも気をつけましょう!
設定温度
設定温度は1年の季節ごとに変える事で節電が期待できます。
冬場などは、気温が下がる為「弱」にする事で電気代が抑えられます。
気温が22℃の時に、「強」から「中」に設定温度を変更するだけで、1ヶ月で約159円の節約になります!
食材の詰めすぎ
買ってきた食材などで冷蔵庫内に物があふれかえっていると、空気の流れを悪くしてしまい電力消費が上がります!
冷蔵庫内を整頓する事で、空気の流れも良くなりますし食材の把握もできうっかり2個買ってしまったり、食材の消費期限切れを防げます!
食品ロスはお金を捨てている事と一緒になり、特にもったいない!
買い物する時も、冷蔵庫に何があるか把握しておく事で無駄な買い物もしなくなります!
冷蔵庫は、詰め込みすぎないようにする
冷凍庫は、詰め込むと食材同士で冷却効果を上げる
冷ましてから保存
作った料理などを温かい状態で冷蔵庫に入れてしまうと、一気に冷蔵庫内の温度が上がってしまい消費電力が上がります!
また、周りの食材などにも影響してしまいますので、しっかり冷ましてから保存するようにしましょう。
目安は手で触れる程度の熱さが良いでしょう!急ぐときは保冷剤などを活用してもいいよ!
すき間をあけよう
冷蔵庫と壁とですき間をあけるようにしましょう!
また冷蔵庫の上には物を置かないようにして、ほこりなどを掃除するようにしましょう!
冷蔵庫のすき間を空けると空けないとでは、1ヶ月で約116円の差が出てきます!
「関連記事」「一人暮らし」料理しない人でも食費を節約する方法とは!?
洗濯機の節約ポイント
次は、洗濯機の節約ポイントを紹介していきます!
洗濯機も1年で良く使うものになりますので、日頃から工夫をして節電へ繋げていきましょう!
洗濯機の節約ポイント3選を紹介!
まとめ洗い
衣類などを洗う時は、適量でまとめて洗うようにしましょう!
電気代と水道代のどちらにも節約効果が期待できます!
毎日、使用するより3日1回を目安にすると良いと言われています!
汚れのひどいものは、先に洗うようにしましょう!
適量な洗剤
まず、洗剤の量を適量に使用する事で洗剤の節約になります。
また、洗剤の量が多ければ汚れが落ちやすくなるというものでもありません!
洗剤の量が多いと、すすぎ時間が長くなってしまい無駄に電気代と水道代がかかってしまいます!
洗濯物を入れすぎない
洗濯物を入れすぎてしまうのも、洗濯機の性能が落ち回転数などが悪くなります!
消費電力もあがり、洗濯機自体の故障にも繋がってしまいます。
洗濯物の量は、容量の8割が良いとされています!
「あわせて読みたい」次の記事は、洗濯機のメリット・デメリットについて細かく解説しています。
細かなところの見直し
ここまで、大型家電をメインに解説してきましたが、家の中にはまだまだ節約できるポイントが眠っています!
一度、家の中を見直す事でいろんな発見が見つかるかもしれません。
最後におさらいもしながら、普段の細かなところの見直しをしていきましょう!
家庭でできる節電ポイント!
冷蔵庫 | 設定を「強」から「中」へ変更。扉の開閉を減らし、食品は冷まして詰め込み過ぎない。 | 1.2% |
洗濯機 | 適量な洗剤で容量の8割でまとめ洗いをする。 | 0.4% |
待機電力 | 本体の主電源から切る。エアコンなど長期的に使用がないときはプラグを抜く。 | 0.5% |
照明 | 使っていない場所の照明を消す。 | 1.5% |
テレビ | 省エネモードに設定する。寝落ちしてつけっぱなしにならないようにタイマー設定をする。画面の輝度を下げる。 | 2.0% |
温水洗浄便座 | 温水機能をオフ、便座温度設定の調整。 | 0.3% |
乾燥機 | 部屋干しも活用し使用の時間を短縮する。 | 0.4% |
%は午後7時頃の家庭の電力使用量に対する節電効果の概算値となります。
「あわせて読みたい」お風呂とシャワーの節約に触れています。一人暮らしの方でも参考にして下さい!
二人暮らしのお風呂とシャワーはどちらが安い?節約術を紹介します!
まとめ
今回は、主にエアコンの節約術を紹介してきました。
ひとつの家電だけでも節約できるポイントがたくさんあったかと思います。
日頃から節約に繋がるポイントを見つけ、生活に取り入れていきましょう!
自分のペースで無理なくはじめ継続していきましょう。それでは。